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2011年11月27日日曜日

『魔法少女まどか☆マギカ』を観て

別に今日見終わった訳ではありません。念のため。
 ちゃんとリアルタイムで(しかも関西で!)観ていたのだけれど、ちょっと整理がついていなかったので、今感想を書きます。

 最終話を見終わった感想は「なんだ、ここで終わっちゃうのか……」というものでした。
 ストーリーにも作画にも不満はなかったし、むしろ楽しんだんだけど、そんな感想。
 自分でもその理由がよく解らなかった。

 まどマギのキャラは、とにかく死ぬ。
 メインキャラ五人の内、生き残ったのはただ一人、暁ほむらだけ。
 彼女は、登場しているメンバーの中では唯一生き残った魔法少女だ。
 だからだと思うのだけど、彼女の死も描いて欲しかったと感じた。

 なぜなら、多分、彼女の寿命は短い。
 魔法「少女」というぐらいだから、彼女が生きられるのは、あと数年。
 彼女は宇宙のエネルギー問題を解決するために戦い続け、そして死ぬだろう。
 それはまどかとの再会を意味する。
 人間ではなくなり、現象や概念の存在となったまどかとの再会――。
 僕はそれを期待していた。
 別れはたっぷりと描かれていただけに、あんな空耳でお茶を濁すなど許せなかった。

 今のままでは「ハッピーエンド」であり(全然ハッピーじゃないと怒る方もいるだろうが)、僕が見たいのは「トゥルーエンド」なのだ。
 逆だと言う方もいるだろうけど、僕の中ではあれはハッピーエンドなのだ。
 劇場版では、そこんところに手が届くといいな、と思っています。
 もちろん、TV版と同じく、僕の期待を大きく裏切る形で。
 楽しみだね!
 でも、シャフトさん、なんか忙しそうなんだよなぁ……。