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2013年3月30日土曜日

『クラシックカメラ少女+1』/編集:かつゆー


 そのタイトル通り、『クラシックカメラと女の子』をモチーフにした画集。
 いわゆる萌え系かと思いきや、中身はガチ。
 こんな女の子おったら惚れるわ。
 ただし、イラストだけで写真はなし。
 やはり実物を手に入れることが難しいからかな?
 自転車だったら、これみたいにみんな愛車を持ってるんだろうけどね。

 でもいい本です。
 眺めてて飽きないので。

『東京シャッターガール 1』/桐木憲一

 東京のスポットを巡りながら写真を撮る女の子の話。
 こんな場所を巡りながら写真を撮ったら楽しそう。


 背景が描き込まれていて綺麗なんだけど、キャラも結構描き込まれているので、ちょっとコマの中がゴチャッとした印象。
 もったいない。
 キャラは、もうちょっとディフォルメしてもよかったんじゃないかな。

 でも読むけどね。

2013年3月29日金曜日

やくしまるえつこ『RADIO ONSEN EUTOPIA』のトレーラー


8940THz - やくしまるえつこ「RADIO ONSEN EUTOPIA」TRAILER

 4月10日に発売される、やくしまるえつこさんのCD『RADIO ONSEN EUTOPIA』のトレーラー。
『恋するニワトリ』『キャベツUFO』『ラジャ・マハラジャー』『メトロポリタン美術館』など全12曲が収録される。
 特別限定盤にはカセットテープがついてくる。のだが……もう我が家にカセットデッキは存在しない!!

素敵な写真集『世界の夢の本屋さん』

 そのタイトル通り世界の美しい本屋さんが紹介されています。
 もちろん写真が大きく載っているのも嬉しいけれど、その書店で働く店員のインタビューも読み応えあり。
 2巻の表紙を飾った本屋『エル・アテネオ・グラント・スブレンディッド』は劇場を改造した本屋。一度は訪れてみたい。
 ちょっと値段は高いけれど、本屋好きならば絶対に満足する出来。
 いつかこんな本屋が日本にも出来たらなぁ、と夢想してしまいます。

 Amazonで試し読みも出来るので、ちょっと読んでみてほしい。
 一見する価値はあるよ。

2013年3月28日木曜日

『彼とカレット。』/tugeneko

アスキー・メディアワークス
発売日:2013-03-27



 アパートに住む男子大学生・イケダの元に、アンドロイドの女の子・カレットさんが派遣されることに。
 ――というあらすじを書くと、なにやらアレゲな話になるのかと思われる方もいるだろうが、基本的に男がカレットさん含め女性キャラに変態行為を働いては殴り倒される4コマ漫画。
 フルカラーで、なかなか豪華ですが、肌色はほとんど出ないのでそれを期待して買おうという方は気をつけるように。
 過激な下ネタやお色気シーンはないから、お父さんお母さんは安心して子どもに買ってあげてね!

『少女自転車解放区』イラスト&写真集


 アニメ・漫画関係者たちが自慢の自転車を紹介する。
 写真はもちろんだが、彼らの個性的な愛車のイラストには愛がたっぷり。
『女の子と自転車』というコンセプトもいいね。
 自転車に興味がなくても、好きなクリエイターさんが参加していたら、買って損はなし。
 女の子可愛いし。


参加者

 村田蓮爾さん、加藤アカツキさん、安倍吉俊さん、高坂希太郎さん、鬼頭莫宏さん、黒田硫黄さん、あさりよしとおさん、有馬啓太郎さん、okamaさん、たかみちさん、前田真宏さん、山田秀樹さん、平田智浩さん、中野友和さん、森見さん、明日さん、廣岡政樹さん、はしもとしんさん、天風さん、光成さん、片貝さん、文洋さん、橋本正枝さん、米山ともこさん、濱元隆輔さん、堀元宣さん、道満晴明さん、toi8さん、バターナッツさん、佐藤みーこさん、前田浩孝さん、TOKIYAさん、尾崎智美さん、長澤真さん、那辺流さん、白亜さん、右月さん、しろさん、緒方剛志さん、今泉昭彦さん、三輪士郎、 田代ほけきょさん、りょーちもさん、小林誠さん。

『紅殻のパンドラ』/六道神士・士郎正宗


 全身義体(いわゆるサイボーグ)の技術が発展途上の世界が舞台。
 あの『攻殻機動隊』の士郎正宗さんが原案、ギャグが得意な『エクセル・サーガ』の六道神士さんが作画を担当している。
 士郎正宗さんの漫画に詳しくない人は、ライトすぎてガッカリするかも(士郎先生はライトな漫画も上手い)。
 絵はかわいいし、いかにもSF的な絵もあり、義体ものの入門書としてはかなりいいと思う。
 なにより『義体もの』などというSF的な設定のコメディ漫画が平然と出版され、しかも売れる世の中になったことに驚きを禁じ得ない。

2013年3月26日火曜日

『事件記者トトコ! 1巻』/丸山薫


 これは! これはオススメせねばなるまい!!
 まだ1話しか読んでないけどな!

 内容は、新米の女性新聞記者が繰り広げるドタバタコメディ。
 のようだ(なんせまだ1話しか読んでいないので)。
 しかし、そんなことはどうでもいい。
 この表紙を飾っているトトコは、漫画の中でも可愛い。

 スクープは全く取ってこれないくせに
 上司に可愛がられ、
 食いっぷりは半端なく、
 幼児体型で、
 落ち着きがなく、
 集中力もなく、
 珍しく大人しいと思ったら居眠りしている。

 なんだこの可愛い生き物は!
 俺もなにか食わせてやりたい!!
 きっとよく訓練された犬のように俺の手から取って食べるに違いない!!!

 表紙を見て「ああ、可愛いなぁチクショウ!」と思ったなら、間違いなく買いだ。

2013年3月25日月曜日

2013年3月24日日曜日

iPod用携帯スピーカーの感想

 先日購入した『TDK iPod/iPhone対応ポータブルスピーカーxa3602シリーズ』の使用感などを。
まずは外観。

P3240478.JPG

 iPod nanoと比較。小さい。

P3240479.JPG

 高さもこれぐらいなので、かさばりません。
 ドッキングしたらこんな感じ。

P3240480.JPG

 このスピーカーの長所は3つ。

1.コンパクトさ
  折りたためるので、携帯性はバツグンだ。

2.電源に悩まない。
  コンセントを繋いで動かすこともできるし、電池(単4×4本)でも使える。
  電池にはeneloopとかつかえばいいと思う。


3.操作性。
  本体のスイッチからiPodを操作できる。

 以上。



 他には、多分、長所がない。
 はっきり言うと、同じ値段で普通のスピーカーとかヘッドホンを買った方がいい音が出る。
 iPod対応の物なら、これとか。

『LOGICOOL リチャージャブルスピーカー iPod/iPhone用 S715i』
 ただし、これはちょっとでかい。
 持ち運ぶには向いてない。

 予算が1万円以上ある人で、音質を追求し、携帯性を鑑みないのであれば、このへん。

『Klipsch iPod スピーカー iGroove SXT IGSXT』


『YAMAHA デスクトップオーディオシステム TSX-70』


『Pioneer CDミニコンポーネントシステム X-HM50』

 予算1万円以下で、音質もそんなに気にしないのであれば『TDK iPod/iPhone対応ポータブルスピーカーxa3602シリーズ』はとてもいい。
 だが高音・低音ともに中途半端なので、音質にうるさい人は絶対に満足できない商品だ。
 これは携帯用なのだと割り切って下さい。
 iPodでしか音楽を聴かなくて、据え置きでいい音を鳴らしたい人は、1万円以上出してちゃんとしたのを買うべき。
 ある程度ボリュームを上げても音が割れないので、ガンガンと鳴らすと「おっ、ちょっとマシかな」と思えるけど。
 そんな感じです。

 あ、あと、音楽をかけっぱなしで寝てたら、いつの間にか電源が落ちてた。
 説明書を読んでも自動電源オフ機能なんて書いてないので、理由は不明。
 音楽をかけっぱなしで寝てしまうクセのある僕にはありがたい機能だけど。 

 うに。

2013年3月23日土曜日

パスピエさんの曲を買った。

 ニコニコ動画でMVが観られます。
 【ニコニコ動画】パスピエ / 「フィーバー」Music Video




 ジャンルはテクノポップかな?ロック。
 ミルキィボイスがたまりませんな。
 床屋で流れていたラジオで歌と名前を知って、即買い。
 どんどん人気出るといいね。

iPod/iPhoneの携帯スピーカーを買った

■TDK iPod/iPhone対応ポータブルスピーカーxa3602シリーズ


 最近はiPodかパソコンでしか音楽を聴かないので、寝る前や読書の時にスピーカーで音楽を聴くために購入しました。
 いちいちiPodを操作しなくても本体から操作できるのがいいですね。
 もちろんiPodだけじゃなくて、イヤホンジャックからWALKMANやテレビに接続することもできるし、単4電池(4本)とACアダプター両方に対応しているのがいい。
 あと折り畳み式なので、コンパクトで持ち運びができるというのもポイント高かった。
 しばらく使い倒す予定。
 色はブルー、ホワイト、ブラック、ピンクの4色がある。



 ちなみに、最後まで悩んだ候補は『audio-technica コンパクトスピーカー ホワイト AT-SPP50』。
 こっちのポイントは安さ。
 でも、イヤホンジャックで繋がなければならず、本体からはiPodを操作できないという点がネックになった。
 ちなみに私はオーディオテクニカが好きで、ヘッドホンはここのを愛用しています。コストと音質のバランスが取れた商品作るの上手いですよね。



■関連リンク
iPod用携帯スピーカーの感想

2013年3月22日金曜日

『這いよれ!ニャル子さんW』のPVの第2弾


 またしても電波ソングか!!
 使われているBGMは、オープニング曲である「恋は渾沌の隷也」。
 歌っているのは「後ろから這いより隊G」。中の人はニャル子(阿澄佳奈さん)、クー子(松来未祐さん)、暮井珠緒(大坪由佳さん)ですね。
 二期でみんなが設定を知ってることを前提にして作ったようで、ラブクラフトのクトゥルー神話(いや、TRPGか)を理解して初めて解る歌詞「 \(・ω・\)SAN値(/・ω・)/ピンチ!」を作詞した畑亜貴さんは流石。作曲の田中秀和さん(MONACA)もいい曲を作られますね。ブラスが軽快に入っていてノリノリです。
 OPのシングルCDに付くDVDには「ノンテロップオープニング映像」、「『這いよれ! ニャル子さんW』プロモーション映像」、「オープニングシングルCM映像」を収録。

2013年3月20日水曜日

ハヤカワSFコンテストに3作目を応募する

 はい、3作目。
 あとになって『あのネタも小説にして応募すれば良かった……!』と後悔したくないので、もりもり送ります。



 2012年から2015年のネットが『統合』された世界の話。
 タイムパラドックス物とかではなく、『僕のiPhoneが人を何人殺したか』的な話。なんだけど……。
 小説もこの文章も自分で書いてるのに、きちんとストーリー説明ができない。
 困った。

 今年はもう、どこの新人賞にも応募しないと思う。
 って言うか、もうこれ以上書くの無理。
 ネタがない。
 来年に向けてなにを書けばいいのかも思いつかない。
 とりあえず新城カズマさんの新刊『tokyo404』を読もう。


■追記

 この作品は尾之上浩司さんがTwitterで呟かれた『たんぽぽ娘。』を元ネタにしたものです。
 そう、今話題沸騰中の『たんぽぽ娘』パロディが入っているんです。
 ……いや、書いているうちに、元ネタの面影はなくなってしまったんだけど……。

2013年3月19日火曜日

なぜ第1次選考で落ちるのか

 自分なりに考えてみた。
 もちろん、これは「〈僕の書いた小説〉の大半はなぜ第1次選考で落ちるのか」という考察であって、他の人の小説は関係ない。

 「第1次選考で落ちた作品は〈小説としての魅力〉がなかったと思った方がいい」と選者の方が言っていた。
 じゃあ、僕の作品に〈小説としての魅力〉があるとしたら、どの部分だろう。

 僕が思いつく設定や物語は、小説として新しいものではない。
 新しくないどころか、古くさい。
 斬新な設定、想像もつかない展開、読者を惹きつける文章……そういったものは僕には創れない。
 だから「こんなに面白い物語展開・設定を思いついたよ!」という作品を書いても、評価されない。
 される訳がない。

 多分「登場人物の心理をちゃんと書こうとしているかどうか」がかなり大きいと思う。
 去年の『SFファンふたたび』では、主人公の「文筆業で食っていきたいが、才能がないせいでそれが許されない」という苦悩を書いた(これは自分自身を投影しているので、そこそこ自信があった)。
 今年の『ここが大阪なら、きみは薙沢』は、メインの登場人物3人がそれぞれ苦悩を抱えている(これは結構うまく書けたと思っている)。

 選考で落ちた作品では、こういった〈登場人物の苦悩〉を表現していない。
 僕はわりと平気で〈人の心情〉を書き飛ばす。
 僕が書きたい部分はそこじゃないからだ。
 単に「こんな物語を思いついた!」というものを小説にすることが多い。

 でもやっぱり、それじゃ駄目なんだ。
 僕はその土俵では勝負できない。

 今年は、そのことに気をつけながら書いてみよう。
 ……しかし、今までライトノベルの新人賞に送った小説で落ちた小説は、登場人物の心理描写に力を入れたものが多いんだけどな……。
 むしろ、そこは適当に書き飛ばしてボコスカ殴り合いをする作品が通っていた。
 うーん。
 これがよく言われる〈カテゴリー・エラー〉なのかなぁ。
 わからん。

2013年3月18日月曜日

第4回創元SF短編賞、第1次選考通過!

 はい、タイトル通り! めでたいですな!
 めでたいのでサイトをキャプチャしましたよ。



 この『ここが大阪なら、きみは薙沢』は、まあ、誰が読んでも『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』からいただいたタイトルなんですが、中身も「ほぼそのまんま」です。いや、ラノベ風になってますけど。
 よく通ったな。

 実はこの短編、ずっと高校生の頃から書いてる長編『鉄腕ガール、一撃』というシリーズのスピンオフなんですよ(昔は『NOISE』というタイトルだったけど)。
 この『鉄腕ガール、一撃』が、まあ、どこのライトノベルの新人賞に出しても不評でして。
 十数年間、新人賞に出し続けたけれど、一次選考落ち以外したことありません。
 星海社さんには『21世紀に書かれた小説とは思えない』的なことまで言われちゃったし……。
 今回は、半ばヤケになって、キャラや世界の設定を使い回して短編を書いたのです。
 それが通ってくれたのは嬉しい。
 多分、この短編だけ読むと『完結してねえじゃん!』と言われると思いますが、長編もあるでよ。そっちはハヤカワSFコンテストに出しちゃってるんだけど……。通ってくれ~。

 とにかく、私に取っては非常に大きな価値のある一次選考突破でした。

「夢のようだ。今日はなんて素晴らしい日なんだ。俺が認められた。俺の存在が」
(『マルドゥック・ヴェロシティ』/冲方丁)

 そんな気分です。
 では。

2013年3月7日木曜日

ハヤカワSFコンテストに2作目を応募した

 タイトル通りです。



 内容は、全身義体のアスリート(女)とデザイナー(設計者・男)の恋愛物。
 梗概にはSFっぽいあらすじを書いたけど、読んだら「SFとちゃうやんけ!」と突っ込まれること請け合いです。
 でも、一次ぐらいは……一次選考ぐらいは通りたい……。

 もう頭の中のストックは、すっからかん。
 ライトノベルの新人賞に送るネタもないよ。

 でもどうせ俺、ラノベの賞では箸にも棒にも引っかからないしな。
 ああしかし、ラノベ作家になりたい……。
 ラノベのレーベルからSF作品を出版するのが夢だったんだ。
 そこを入り口にしてSFの深い海に雪崩れ込む人を増やしたい……。
 今から来年に備えてネタ出しをしていくか。

2013年3月6日水曜日

ハヤカワSFコンテスト応募原稿、2本目

 いったん書き上がりました。
 こちらはストーリーらしいストーリーのない、えーと、義体もの(ジャンルなのか?)です。
 早い話が、サイボーグ技術がある程度発達した未来の話。
 あまりSFっぽくない内容なので早川書房さんには応募しないでおこうと思ったんですが、書いてみたら意外と書き上がってしまったので、せっかくだし……。

 文量は原稿用紙できっちり100枚。
 なんとか応募規定枚数に達することができました。
 よかったよかった。

 印刷して日本語を直したら、スパッと送ってしまいます。

2013年3月4日月曜日

ハヤカワSFコンテストに応募してきた

 ハヤカワSFコンテストに、1本目を投稿してきました。



 1本目です。1本目。

 Twitterでも呟いてたけど、今2本目を執筆中です。
 そちらは原稿用紙100枚ギリギリになる予定。
 どちらか片方でも、1次選考ぐらいは通って欲しいな……。