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2014年9月10日水曜日

『キャッスル・メイド』質問箱-まだ読んでいない人向け

Q.
『キャッスル・メイド』ってなに?

A.
ポニーキャニオンから出版されているライトノベルだよ。
今回は「アニメ化大賞」というコンテストで奨励賞を受賞した作品が出版されたんだ。


Q.
ジャンルは?

A.
時間SFだよ。


Q.
タイトルからして、お城勤めのメイドさんが主人公?

A.
お城もメイドも出てきません。


Q.
ヒロインは何人ぐらいいるの?

A.
6人+αぐらいかな。
ちゃんと数えたことないからわかんないや。


Q.
そんなにヒロインがいるってことは、ハーレムもの?

A.
主人公が女の子だから、多分違うよ。


Q.
女の子たちが一人の男の子を取り合ったりしないの?

A.
……僕の知らないところで結構しているかもしれない。


Q.
『ここが大阪なら、きみは薙沢』と『Re:鉄腕ガール』の2本収録って書いてあるけど、これは別々の話なの?

A.
2つの話はちゃんとつながってるよ。
ポニーキャニオン主催のアニメ化大賞で奨励賞を獲ったのが短編『ここが大阪なら、きみは薙沢』なんだ。
出版するには量が足りないので長編『Re:鉄腕ガール』を書き足して、これは『ここが大阪なら、きみは薙沢』の続編なんだよ。


Q.
舞台が大阪ってことは、みんな大阪弁で喋るの?

A.
ちゃんと大阪弁で喋るのは一人ぐらいだね。


Q.
もしかして、大阪弁が書けないから大阪弁キャラがいないの?

A.
僕はこれでも大阪出身なんだ。
と威張って(?)はみたものの、大阪弁オンリーで文章を書くのは本当に難しいので、その質問は間違っていないこともないね。


Q.
帯に菊地康仁監督のコメントで「ライトノベルらしくない」って書いてあるし、ぽにきゃんBOOKSのサイトでも担当さんが「本当にライトノベルっぽくない」って言ってるけど、本当にラノベなの?

A.
超能力者とかアンドロイドとか巨大メカとか異世界人とか出てくるので、ラノベ。
「らしくない」と表現されたということは、「ライトノベルにしてはちょっと変わっている」という意味であり、集合論的にもラノベ。


Q.
この世界の超能力ってなにができるの?

A.
主に『力場型』と『思念型』が登場する。
『力場型』の能力は、ほぼ肉体強化だと思ってもらって間違いない。
殴ったり蹴ったりが得意な奴らだ。
『思念型』は「エーテル」という粒子を操って物を作れる3Dプリンタみたいな能力だと思ってもらえれば。


Q.
新生者とか血族者ってなに?

A.
超能力は遺伝するので、親が能力者であった場合、子孫も能力者になるんだ。
そんな「生まれた時から能力者の人」を『血族者』と呼ぶんだね。
『新生者』は、突然変異で能力者になった人だよ。