折り畳み自転車『tern(ターン)』。
これを製造している「Tern Bicycles」は、2011年に中国のDAHON創始者であるMr.David Honの息子・ジョシュア・ホンによって設立された……らしい。
DAHONが生産を中止した上位モデルを造ろうという試みみたいです。
中国製と侮るなかれ。これがかなり良い自転車なのですよ(DAHONも良かったけど。そう言えば『よつばと!』の虎子がダホンの折り畳み自転車乗ってたっけ)。
まず、見た目がスマートで格好いい。
フロントにはキャリパーブレーキを搭載、リアのブレーキは一見搭載されていないように見え、シンプルに仕上がっている。
フレームは走行中のねじれなどを計算し新たに作られた3-Dフレームだそうだ。
速度は、出る。速い。脚力がなくても速い。
しかもハンドリングしやすい。速ければ速いほど安定する。
しかし走ることを追求して「折り畳むことを諦めた折り畳み自転車」なのではなく、きちんとした折り畳み機構も備えている。
手頃な「VERGE DUO」は2段変速。
自動で変速が切り替わり、この機能の評価がかなり高い。「ちょっと懐かしくて良い」との声も(昔こういう自転車があった)。
しかもコースターブレーキ搭載。これはペダルを逆回転させるとブレーキがかかるシステムだが、最近問題となったピストとは違うのでご注意。れっきとしたブレーキです。
上位モデルの「Verge S11i」とかになると、値段もそれなり。
しかし折り畳みとは思えぬ走行性能を発揮する。
個人的には「Link P9」ぐらいが値段と性能が見合ってる感じ。
ここまでくると、折り畳み自転車だけどポタリングマシンじゃないね、もう。
ツーリングとかに行くチャリ。
ガンガン走る時は楽しいだろうなぁ。
「そんなに走りたきゃロード買えよ」とか言われそうだけど、ロードバイクは一度買うと泥沼にはまってしまいそうで怖いんだよぅ。
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