森博嗣さんのミステリィ小説『すべてがFになる』が実写ドラマ化するとのこと。
http://www.fujitv.co.jp/F/
僕は主演する役者さん二人を、公式サイトにある写真でしか見たことがない。
つまり実際に演技しているところを見たことがない。
と言うか動いているところを見たことがない。
なので原作の犀川創平、西之園萌絵とのギャップはよくわからない。
リアリティを追求すると、どっかの工学部から助教授(准教授)と学生を連れてこなきゃなんないし。
犀川先生役の方は「ひげを伸ばそうかな」的なこともおっしゃってるらしいし、頑張って欲しい。
あー。
Twitterとか見ていると、原作ファンのほとんどはドラマに期待していないみたい。
自分のイメージ通りのドラマが作られることはあり得ないから、仕方ない。
過去の経験から言っても、まあ、実写ドラマ化されて面白くなった作品は、うん、あれだから。
しかし、まだドラマは作られていない訳だから、可能性ぐらいは楽しみたい。
楽しみたいので、どうしたら放送を楽しみに待てるかを考えてみた。
Twitterで検索をかけてへろへろと考えてみた結果、こんなことを考えたらいいと思った。
「ドラマ版では、きっとこんなダサい演出をするぞ」
よし。
前向きに行こう。
■犀川先生が白衣を着ている。
ありそう。
ありそうで怖い。
■犀川先生は毎朝コーヒーを飲みながらじっくり新聞を読み、テレビをチェックする。
幻滅だ。
反対に「テレビを見る時間なんて無駄だ」的なセリフがあったら拍手喝采だ。
■西之園萌絵の愛犬トーマが仰向けになって寝ない。
映像として登場させないなら、話のネタとしてだけ出るかな?
■西之園君が古今東西の名探偵のセリフを口にする。
これは案外楽しめるかもしれない。
■国枝桃子助手が犀川先生に気がある。
西之園君とコーヒーを作るのを競ったり。
うざ。
■犀川先生の作った文書に「コンピューター」「プログラマー」「エネルギー」「シャッター」といった表記がある。
百年の恋も冷めます。
■真賀田四季博士が数字の七の話をしない。
考えるのも怖い。
■犀川先生が地球に優しい。
「自然は美しいなあ」とか言ったりね。
ここは監督のセンスが問われると思います。
■犀川先生と西之園君がLINE的なSNSでメッセージをやりとりしている。
これは……うーん……時代設定によっては入れ込まないのが難しいなあ。
■犀川先生がイキイキと会議に参加して仕切っている。
はっはっは。
会議が予定通りに終わるね。
■犀川先生は煙草を吸わないので、真賀田博士は彼を気にしない。
平和だな!
■犀川先生がちょっと気が狂っていない。
この表現、TV的に大丈夫かね?
■真賀田研究所で使われているコンピュータのOSがどう見てもWindows。
メーラもOutlookだったりして。
多分、もうちょっとしたらこの手の「こんな『すべてがFになる』は嫌だ」が出回るだろうから、楽しみにしてようっと。
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