はい、タイトル通り! めでたいですな!
めでたいのでサイトをキャプチャしましたよ。
この『ここが大阪なら、きみは薙沢』は、まあ、誰が読んでも『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』からいただいたタイトルなんですが、中身も「ほぼそのまんま」です。いや、ラノベ風になってますけど。
よく通ったな。
実はこの短編、ずっと高校生の頃から書いてる長編『鉄腕ガール、一撃』というシリーズのスピンオフなんですよ(昔は『NOISE』というタイトルだったけど)。
この『鉄腕ガール、一撃』が、まあ、どこのライトノベルの新人賞に出しても不評でして。
十数年間、新人賞に出し続けたけれど、一次選考落ち以外したことありません。
星海社さんには『21世紀に書かれた小説とは思えない』的なことまで言われちゃったし……。
今回は、半ばヤケになって、キャラや世界の設定を使い回して短編を書いたのです。
それが通ってくれたのは嬉しい。
多分、この短編だけ読むと『完結してねえじゃん!』と言われると思いますが、長編もあるでよ。そっちはハヤカワSFコンテストに出しちゃってるんだけど……。通ってくれ~。
とにかく、私に取っては非常に大きな価値のある一次選考突破でした。
「夢のようだ。今日はなんて素晴らしい日なんだ。俺が認められた。俺の存在が」
(『マルドゥック・ヴェロシティ』/冲方丁)
そんな気分です。
では。
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