先週「同人誌にする」とお伝えした短編(第4回創元SF短編賞第1次選考通過作)について、少し。
この小説は、私が十年以上前から書き続けている『鉄腕ガール、一撃』(元々は『NOISE』)という作品の設定を使い回して短編に仕上げたものです。
簡単に作品を説明すると「超能力者や過剰装備の警察官やら異世界人やらがドンパチする話」。下手すりゃ軍隊も出張ってくる。
何年も書き続けているだけあって、思い入れと登場キャラと設定だけは膨大にあります。
だから「短編ではこの魅力は伝わらない。大長編を書きたいんだ」と思っていたのですが……書けましたね、原稿用紙100枚以下で。
やればできるじゃん。
ただこのシリーズ(?)、ライトノベルの新人賞ではすこぶる不評でした。
どこの新人賞に送っても一次落ち。
応募作に必ず評価を返してくれる新人賞では酷評ばかり。
もちろん本人は自信満々で応募しているので、精神はズタボロに……。
だからまあ、創元SF短編賞の第1次選考を通過しただけでも、すごく嬉しかった。
しかしさっきも書いたように、この作品には設定ばかりが膨大にあります。
「世界設定を羅列しただけで原稿用紙100枚が埋まる」という、まあ駄作以外の何物も生み出す予定のない妄想の塊。
思い切って説明をバッサリ切り落として、小さなエピソードを綴ったものが『ここが大阪なら、きみは薙沢』です。
薙沢っていうのは本編の主人公(女)のパートナー(男)の名前。
彼が本編の主人公に出会う前のエピソードなので、もちろん主人公は別のキャラに。
この別のキャラってのが本編では脇役なんですが、やはり設定だけが膨大にあり、書こうと思えばいくらでも話が書ける。
面白いかどうかは別にしてね。
そんな作品なので、この短編だけ読むと「完結してへんやん」と感じるかも。
申し訳ない。
でも、もちろん短編としては完結しているので、消化不良感はない……と思います。
今、とある方にイラストを描いてもらっている最中です。
「女の子が可愛くなるといいなー」と気楽に考えているんですが、三白眼のヒロインはやっぱ駄目っすかね?
駄目っすか。
すみません。
私の作品ではスタンダードなキャラ設定なんですよ、三白眼。
ダラダラ書きましたが、同人化は着々と進んでますので、ぜひ同人誌即売会で買って逢坂総司くんと握手して下さい。
よろしくお願いします。
握手ですか……(´・ω・`) おっさん売り子で良ければ(苦笑)
返信削除おっさんでもいいじゃない。心は乙女だもの。
削除また色々とよろしくお願いします。(゜゜)(。。)ペコッ