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2013年3月18日月曜日

第4回創元SF短編賞、第1次選考通過!

 はい、タイトル通り! めでたいですな!
 めでたいのでサイトをキャプチャしましたよ。



 この『ここが大阪なら、きみは薙沢』は、まあ、誰が読んでも『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』からいただいたタイトルなんですが、中身も「ほぼそのまんま」です。いや、ラノベ風になってますけど。
 よく通ったな。

 実はこの短編、ずっと高校生の頃から書いてる長編『鉄腕ガール、一撃』というシリーズのスピンオフなんですよ(昔は『NOISE』というタイトルだったけど)。
 この『鉄腕ガール、一撃』が、まあ、どこのライトノベルの新人賞に出しても不評でして。
 十数年間、新人賞に出し続けたけれど、一次選考落ち以外したことありません。
 星海社さんには『21世紀に書かれた小説とは思えない』的なことまで言われちゃったし……。
 今回は、半ばヤケになって、キャラや世界の設定を使い回して短編を書いたのです。
 それが通ってくれたのは嬉しい。
 多分、この短編だけ読むと『完結してねえじゃん!』と言われると思いますが、長編もあるでよ。そっちはハヤカワSFコンテストに出しちゃってるんだけど……。通ってくれ~。

 とにかく、私に取っては非常に大きな価値のある一次選考突破でした。

「夢のようだ。今日はなんて素晴らしい日なんだ。俺が認められた。俺の存在が」
(『マルドゥック・ヴェロシティ』/冲方丁)

 そんな気分です。
 では。

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