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2014年11月24日月曜日

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』を観てきた。

やっと『楽園追放』を観てきました。
パンフレットは売り切れ。
人気があるらしい。

感想。
メカのアクションがすごくよかった。
板野サーカスが大炸裂。
エンドロールで板野一郎さんのお名前を見かけて納得。

広いターゲットを狙ったらしく、SF設定はかなり手加減されているようだ。
それを承知の上で三つほど突っ込む(僕の勘違いの可能性あり)。

・ディーヴァの人間が受精卵から生まれる必要性が、観客に感情移入させる以外にない。
(遺伝子もコンピュータでエミュレートすればいい)

・ディンゴの趣味はもっと「役に立たない物」にするべき。
(ロックはともかく、音楽鑑賞はディーバ内でも趣味として通用している)

・フロンティアセッターが『人間性』を獲得している必要はない。

再度書くが、これらはスタッフもわかってやってるはず。
わかりにくい話を作るつもりはないのだろう。

こういうエピソードが欲しかったなあ、というのを一つだけ。
それは『初めてのトイレ』。
アンジェラは「食った」ので、絶対に「出す」はずである。
また、彼女は体調が悪いことに気づかないぐらいの『肉体オンチ』である。
つまり尿意と便意に気づかない可能性が高い。
気づいたとしても便器(洋式なのか和式なのかもっと別のか)の使い方がわからない。
「拭き方」なんて未知の領域だ(僕らがいつもと違う方の手で拭くのも難しいぐらいだし)。

これぐらいはスタッフも考えたはずだけど、そりゃまあ、カットするだろう。

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