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2011年7月16日土曜日

『まだ科学で解けない13の謎』を読んでる

マイケル・ブルックス
草思社
発売日:2010-04-22

 本の内容はタイトル通りである。まだ科学的には証明されていない事象を取り扱った本だ。
 暗黒物質、パイオニア変則事象、物理定数の不定、常温核融合、プラシーボ効果、ホメオパシーなどが、読み物形式で紹介されている。
 著者であるマイケル・ブルックス氏は量子物理学の博士号を持っている科学ジャーナリストなのだが、残念なことにこの本の中では数値や数式、解説図などはほとんど使われていない(パラパラとめくってみたが、図はまったくないようだ)。私は『常温核融合』の項目が気になったので買ったのだが、資料としてはちょっと不安な要素も多い。
 しかし話の種としては面白いし、何より知的好奇心が満たされる。
 Amazonで数冊残っているようなので、宣伝。

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