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2011年7月8日金曜日

輪るピングドラム 第1話 運命のベルが鳴る

絵コンテ:幾原邦彦
演出:中村章子
作画監督:西位輝実
美術:中村千恵子

 リアルタイムでは観られなかったけど、録画して観たよ!
 ストーリーとしては、余命のない妹・陽毬を生かすため、高倉兄弟が『ピングドラム』という物を探さねばならないらしい。
 とりあえずわかったことはそれぐらい。あとは観て確かめて下さい。

 まず最初にびっくりしたのは、美術。
 貧相な和室をあんな少女趣味の部屋に変えてしまうセンスの奇抜さ!
 しかもそれに違和感を感じさせない腕前!
 素晴らしい!

 回想に入るシーンなど、場面が切り替わる時は、電車の案内板みたいな物が出てきてお知らせしてくれる。
 非常にスタイリッシュで親切である。

 そして「生存戦略!!」発言と共に『クリスタル・ワールド』に突入。
 完璧な幾原邦彦ワールドです。
 ど派手な作画とCGが炸裂してます。
 一部CGか作画か判らないところがあるんですが……すげぇことですよこれは。
 『妾』が一歩歩くごとに出てくる足場とか、観ていて気持ちよかった。
 音楽とのマッチングも完璧で、もう嬉し笑いが止まらない。
 少女革命ウテナを遙かに凌駕するぞこれは……。
 第1話で「ついていけねぇ……」と思った方も、観ている間に気持ちよくなってくるから大丈夫!

 原画スタッフには、林明美さんや後藤圭二さんやすしおさんなど、有名どころが揃い踏み。
 スペシャル・アニメーション(クリスタル・ワールド)には細田直人さんもいた。
 オープニングには馬越嘉彦さんに柴田由香さんも。
 作画的にも楽しみすぎる。

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