Flicker

2011年7月16日土曜日

『BLOOD-C』OP 感想

絵コンテ・演出:梅津泰臣
作画監督:黄瀬和哉
原画:松竹徳幸、田中孝弘、後藤隆幸、黒岩裕美、斎藤敦史、吉川真帆、中村悟、植田実、幸田直子、小倉陳利、若林信、浅野直之、片桐貴悠、中嶋敦子、頂真司、番由紀子、新井浩一、秋山一則、諸星弾、古川尚哉、金子秀一、佐々木洋平、大久保徹、塩谷直義、石田慶一、阿部望、坂本修司、高橋しんや、西尾鉄也、中野りょうこ

 アニメファンならびにCLAMPファンのみんな、まず最初に謝っておくよ! 実は僕はまだ本編を観ていないんだ。
 でもオープニングだけは本編放送時間の何倍もの長い時間観ているんだ。馬鹿なんだ。
 あと、黄瀬和哉ファンのみんなにも謝っておくよ! 実は僕は黄瀬さんの作画はそんなに好きじゃなかったんだ。沖浦さんとか西尾さんとか井上さんの方が好きだったんだ。
 でも訂正する。黄瀬さんは素晴らしいアニメーターさんだ。

 謝罪はここまでにしておいて。
 まず、戦闘アニメなのに主人公が眼鏡というのが鬼畜である(鬼畜眼鏡とは関係ない)。
 とにかく、眼鏡キャラがアクションするというのは、アニメーターさんにとっては辛い仕事だろうと思われる。この小夜のキャラクター原案であるCLAMPさんは鬼だと言ってもいい。
 しかしこのOPの小夜はいいメガネっ娘だ。絵も崩れていない。大変苦労されたと思う。

 そして絵コンテ・演出の梅津さんと言えばベテランアニメーターであり、『女子高生 GIRL'S-HIGH』EDや『それでも町は廻っている』OP等で話題になったので若い方でもご存知だろう。あと、エロいアニメに関しては世界トップクラスの能力を誇っている。
 このオープニングアニメで、私的最大の見所は、サビのところからの小夜の肌から血の膜がめくれて舞っていくシーン。
 梅津さんがブログで絵コンテをちょこっとだけUPされていたけれど、はっきり言ってこれをアニメーターに要求するのは酷だと思うんだ。
 しかしアニメーターは応えた。きっと粘着気質な職人であろう。
 素晴らしい! BEAUTIFUL! ワンダフル! 沖浦啓之さんが降臨されたのかと思ったぐらいだ。あと尻がエロい。
 しかし血の膜が舞う最後のところ、乳首が隠されているのは修正が入ったのだろうか? 第1話上映会では無修正版が流されたというので、参加された方はぜひ教えて欲しい。

 あと、“古きもの”が地面からモリッと出てくるところも好き。
 その後の戦闘は一瞬だが、コマ送りして観ると結構派手に血しぶきが飛んでいるし、骨が見えていたりして、グロい。ぜひ録画してコマ送りして欲しい。

 「OP詐欺」という感想も目にするけれど、それはOPスタッフに対する褒め言葉でもある。
 あんまり非難するために多用しないよう気をつけられたし。

0 件のコメント:

コメントを投稿